立体の認識

立体図形は小学校受験でも出て来ます。

受験で出てくるのは、立体図形の見る方向で変わる見た目です。
立方体(サイコロ)を真正面から見ると、正方形に見えます。
45度斜め横から見ると、長方形に見えます。もっと詳しく見ると真ん中に縦線が見えます。

立方体を4個組み合わせて並べたら、どう見えるか?
見る角度を変えれば、さらにどう見えるか?
複雑な図形に見えますよね。
子供達は、この認識能力は高いです。

積み木が、まさにこの図形そのものです。
我が家では角材を立方体の形に切って、積み木を作りました。

その次に出てくるのは、展開図です。
例えば、立方体の展開図は正方形が6個繋がっています。

子供達は図形遊びがとても大好きです。
遊びながら、子供達の図形認識能力を鍛えましょう。

言葉と平仮名を覚える

言葉を覚えて、多少話ができるようになると、文字を覚えやすくなります。

平仮名の組み合わせで、言葉はつくる事ができます。
平仮名のカードを作って、並べて単語を作れば、子供にも分かりやすいです。

次は単語のカードを作って、単語2つを助詞で繋げれば、簡単な文章のできあがり。

文字と文を子供と一緒に作りましょう。

文字は絵と同じ

幼稚園に行く前の幼児でも、文字を見せると、文字がわかります。
文字として認識するのではなく、絵と同じように認識します。

例えば「AEON」。
文字としてAやEを認識しているのではなく、文字の組み合わせの結果として、AEONを認識します。
だから、AEONはわかるけど、スペルの並びが変わったり、他の文字と入れ替わると、わからないのです。
スーパーのAEONに行くと看板をみたら、AEONとわかります。

漢字混じりの言葉も同じです。
漢字それぞれの意味はわからないけど、絵として単語を覚えるので、漢字混じりでも覚える事ができます。

幼稚園の年長や小学生になったら、文字と言うものを理解して、組み合わせが変わると意味が変わると事を理解します。

乳幼児の時に覚えた言葉や意味も、繋がって脳内で処理できるようになります。

大人になったら漢字を使わずに文を書くことは無いので、平仮名だけの文は勉強するだけ無駄ともいえます。

感性で脳を育てる

幼稚園までは、右脳優勢で脳を使っています。

論理的に考えるよりは、直感的に感じています。

ですので、右脳に働きかけるように、映像や音として、インプットすると、子供は成果が上がりやすいです。

読み聞かせ、ピアノ、絵や文字で、五感を使って知識を子供に与える事が、子供の脳の成長にピッタリです。

漢字アレルギー

小学校受験に直接関係はありませんが、小学校に入学した後の話です。
小学校一年生のお姉ちゃんは、同級生から、漢字が苦手だとよく聞かされてるらしいです。

今まで、平仮名しか見てなくて、いきなり漢字が出て来てもハードルが高いって。

うちのお姉ちゃんは、幼稚園の頃から映画の字幕など、漢字混じりの言葉を見せていたので、漢字に対するアレルギーがありまさん。

同級生には、漢字にアレルギーが無いことが不思議らしいです。

小さいときから、読めなくても漢字を見せていた事が良かったようです。

夏の野菜、花を知る

小学校受験の定番が、季節がわかるか?です。

これからの季節だと、夏の野菜、花、風習を選ぶ問題が定番です。

たとえば、夏と言えば、・・・

スイカ、もも、きゅうり、海水浴、花火、など、夏の物を覚えるいいチャンスです。

家族でスーパーに買い物に行って、夏が旬の野菜や花を見に行きましょう。

子供達は買物に行った時の事を、意外と覚えています。

もちろん、スーパーでゲームやスマホばかりを見ていたら意味がありませんので、注意が必要です。

 

脳力アップする生活習慣

脳力をアップするのに、有効な生活習慣が有ります。

それは、歩く事です。

歩く事で、手足を動かすので、脳を使います。

歩くと景色が変わるので、視覚に入る刺激が増えます。

歩く事で、血流が多くなり脳に行く血流=酸素とブドウ糖も増え、脳が働きやすくなります。

子供が歩くと、脳をより使い、発達を助けます。

子供は歩きたがりますので、なるべく歩かせてあげましょう。

 

体を動かすことは脳を使う

言わずと知れたことですが、体を動かすことは、脳の機能を使っています。

小さい子供ほど、体を動かせば動かせば、脳の機能を活性化させます。

運動能力を伸ばすことで、頭脳の発達も伸ばせます。

指先を使う遊びをしたり、運動するだけで、脳トレになります。

何でだろうが、大切

子供の何でだろうは、とても大切です。

何でだろうと疑問に思うこと自体が、知性が成長している証拠です。

好奇心を持つことで、疑問が生まれます。

疑問を解消することが楽しく感じるようになり、勉強が楽しくなっていきます。

勉強して知識を増やすことが楽しいことだと子供が思えば、
自分でどんどん勉強するようになります。

子供は知りたがっていることを大人は理解して、勉強の方法を教えてあげましょう。

 

娘が友達が可哀想と言いました

幼稚園の友達が可哀想だと、娘は言いました。

小学校受験のストレスで、受験本番面接の時に泣き出したり、声が出なかったりした友達が居たそうです。

ただでさえ、面接は緊張します。大人でも緊張するのに、小さな子供なら尚更です。

さらに、親の期待が大きすぎて重かったり、親が教育熱心過ぎて、子供が疲弊したり、置かれてる状況は様々。

共通しているのは、親が小学校受験に凄い情熱を持っていて、成績が悪いと子供を叱る事です。

テストで10問中5問正解なら、どうしますか?

1.半分出来たと誉めますか?

2.半分も間違えたと叱りますか?

3.正解数は気にせず、間違えた問題を親子で一緒に復習しますか?

4.間違えた問題を、子供に一人でもう一度勉強させますか?

うちの教育方針は、まず「1」を選択します。

次に「3」をします。

親子で一緒に復習します。

子供に答えを教えると、子供は答えを覚えて、自然と理由を考え分類をするようになります。

子供が一人でできるようになったら、「4」をするようにします。

子供の脳力は、大人以上なので、心配しなくても勉強ができるようになります。