小学校受験の意味 ~運筆~

小学校受験の問題は小学校1年生で勉強する下準備ができているかを確認しています。

運筆問題で、丸やまっすぐな線を描くのは、小学校1年で文字を習うからです。

ひらがな、カタカナから始まりますが、小さい丸が描けないと、「ま」とか「ね」「ぬ」は、書けません。

また、まっすぐな線が描けないと、「い」や「し」や「つ」は書けません。

いや、まっすぐな線が描けないと、ほとんどの文字は書けないですね。

物の大小の問題も、小学校で習う足し算、引き算の基礎だったり、どちらが大きいかの不等式の基礎だったり。

公立の小学校なら、基礎の基礎から教えてくれるんでしょうね。

授業という限られた時間で、基礎から教えているのと、基礎は解っていてその先から教えているのでは、最終的な学力にも差が出てきます。

基礎の時間を飛ばしても大丈夫な子供だけを集めて、さらに上を目指していく学校が私立小学校なんだと、改めて感じました。