筆圧の訓練

小学校受験の行動観察に塗り絵が有ります。

塗り絵の意味は筆圧の強さをみられています。

筆圧が弱い小学校1年でも、字が書けるように、Bや2Bの鉛筆を使います。

それでも、筆圧が弱いと文字が書けません。

その筆圧を保ちながら、正確に色鉛筆を使えるかが、見られます。

練習には子供が好きな塗り絵をいっぱいするのが良いです。

運筆の練習

運筆の練習に、ちょうど良いのが、お絵かきと塗り絵です。

塗り絵をすると、絵からはみ出さない様に、正確に鉛筆を使う練習になるのと、筆圧を鍛えます。

お絵かきは、正確に線、丸を描く練習になります。

絵が上手いかどうかよりも、運筆の練習が大事なので、絵が下手でも気にしないでください。

 

 

小学校受験の意味 ~運筆~

小学校受験の問題は小学校1年生で勉強する下準備ができているかを確認しています。

運筆問題で、丸やまっすぐな線を描くのは、小学校1年で文字を習うからです。

ひらがな、カタカナから始まりますが、小さい丸が描けないと、「ま」とか「ね」「ぬ」は、書けません。

また、まっすぐな線が描けないと、「い」や「し」や「つ」は書けません。

いや、まっすぐな線が描けないと、ほとんどの文字は書けないですね。

物の大小の問題も、小学校で習う足し算、引き算の基礎だったり、どちらが大きいかの不等式の基礎だったり。

公立の小学校なら、基礎の基礎から教えてくれるんでしょうね。

授業という限られた時間で、基礎から教えているのと、基礎は解っていてその先から教えているのでは、最終的な学力にも差が出てきます。

基礎の時間を飛ばしても大丈夫な子供だけを集めて、さらに上を目指していく学校が私立小学校なんだと、改めて感じました。

 

脳力アップする生活習慣

脳力をアップするのに、有効な生活習慣が有ります。

それは、歩く事です。

歩く事で、手足を動かすので、脳を使います。

歩くと景色が変わるので、視覚に入る刺激が増えます。

歩く事で、血流が多くなり脳に行く血流=酸素とブドウ糖も増え、脳が働きやすくなります。

子供が歩くと、脳をより使い、発達を助けます。

子供は歩きたがりますので、なるべく歩かせてあげましょう。

 

受験で大事なこと~おとなしく順番を待つ~

受験の時に必要なスキルは、勉強だけではありません。

おとなしく座って待つことも必要です。

・面接の順番を、おとなしく座って待つ。
・筆記試験の開始時間までおとなしく待つ。

待つ時間は色々あります。

幼児教室でも、待つ訓練はしているようです。

この待つ練習と、大人しく座る練習は、日々のご飯の時、遊びに行った時、買い物に行った時、など、日々の生活でできます。

普段から待つことは、幼児教室に通っている子供のほうが、得意だと感じました。

 

体を動かすことは脳を使う

言わずと知れたことですが、体を動かすことは、脳の機能を使っています。

小さい子供ほど、体を動かせば動かせば、脳の機能を活性化させます。

運動能力を伸ばすことで、頭脳の発達も伸ばせます。

指先を使う遊びをしたり、運動するだけで、脳トレになります。

何でだろうが、大切

子供の何でだろうは、とても大切です。

何でだろうと疑問に思うこと自体が、知性が成長している証拠です。

好奇心を持つことで、疑問が生まれます。

疑問を解消することが楽しく感じるようになり、勉強が楽しくなっていきます。

勉強して知識を増やすことが楽しいことだと子供が思えば、
自分でどんどん勉強するようになります。

子供は知りたがっていることを大人は理解して、勉強の方法を教えてあげましょう。

 

娘が友達が可哀想と言いました

幼稚園の友達が可哀想だと、娘は言いました。

小学校受験のストレスで、受験本番面接の時に泣き出したり、声が出なかったりした友達が居たそうです。

ただでさえ、面接は緊張します。大人でも緊張するのに、小さな子供なら尚更です。

さらに、親の期待が大きすぎて重かったり、親が教育熱心過ぎて、子供が疲弊したり、置かれてる状況は様々。

共通しているのは、親が小学校受験に凄い情熱を持っていて、成績が悪いと子供を叱る事です。

テストで10問中5問正解なら、どうしますか?

1.半分出来たと誉めますか?

2.半分も間違えたと叱りますか?

3.正解数は気にせず、間違えた問題を親子で一緒に復習しますか?

4.間違えた問題を、子供に一人でもう一度勉強させますか?

うちの教育方針は、まず「1」を選択します。

次に「3」をします。

親子で一緒に復習します。

子供に答えを教えると、子供は答えを覚えて、自然と理由を考え分類をするようになります。

子供が一人でできるようになったら、「4」をするようにします。

子供の脳力は、大人以上なので、心配しなくても勉強ができるようになります。

 

1才の子供に言葉を教える時の注意

子供達は、日々、大人の会話を聞きながら、言葉を覚えようとしています。
その中で、子供に話しかける時に、赤ちゃん言葉で話しかけていませんか?

子供が赤ちゃん言葉で言葉を覚えても、後で大人の言葉を覚えなおしにになります。
無駄だと思いませんか?

1才の子供が赤ちゃん言葉をしゃべるのは、口の機能がまだ完全に成熟していないので、赤ちゃん言葉になるだけです。
言葉としては、大人と同じように認識しています。

1才の子供がクックと言っても、クツと言えなくて、クックと言っているだけです。クツと認識しています。

子供の脳力を無駄使いしないためにも、大人と同じように言葉を教えてあげましょう。

 

子供に数を教える

子供も2才前には、数の事をなんとなく分かっています。

お菓子が4個有れば、1個食べても3個残ってる。とか、
お菓子4個を3人で1個ずつ食べると、1個残ってる。とか、

身近な出来事で、何となく数の概念を理解しています。

1~3才の子供でも、数字は理解していなくても、物の数は見た瞬間に大人より速く認識出来ます。

3才になれば、割り算もできるようで、お菓子を家族に分けて渡してくれます。

我が家では、1才ぐらいから数を教えるのに、直径1cm程の点を書いた紙を用意し、点の個数を子供に教えました。

訓練すれば、点の数が 50個より多くなっても、子供には認識出来るようです。

同じ事を大人がしても、10個を超えたら難しくなり、20個も認識できませんでした。

子供の脳力はすごいです。